TOBIS 試験概要と受験料改定のお知らせ

平素より通訳技能向上センター(CAIS)の活動をご支援いただきありがとうございます。
当センターでは、2019年7月実施の第21回ビジネス通訳検定(TOBIS)より、試験概要および受験料の改定を実施することといたしましたのでご案内申し上げます。

1. 試験概要の改訂

2005年の第1回実施より14年が経過しており、時代の変化に応じて求められる通訳スキルも変化しています。そのため、より一層実務に即した信頼性の高いスキル判定の内容に改訂する運びとなりました。
改訂内容の詳細は、下表をご覧ください。

改訂項目 旧TOBIS
〜第20回(2018年12月)
新TOBIS
第21回(2019年7月)〜
逐次
通訳試験
判定 2〜4級判定試験 B〜D級判定試験
内容 ビジネス現場を想定した内容 一般的な会話からビジネス現場を想定した内容
問題
構成
スピーチ形式 Part1 会話形式
Part2 短文形式
Part3 スピーチ形式
試験
時間
約30分 約60分
同時
通訳試験
判定 1級判定試験 A級判定試験
級構成・判定内容
※詳細は下表を参照
1級、2級、3級、準3級、4級 A級、B級、C級、D級
※D級の基準に達していない場合は不合格とする

同時通訳試験の内容・問題構成・試験時間に変更はありません。

旧TOBIS新TOBIS
旧TOBIS
1級 逐次通訳の技術が十分あり、ウィスパー/同時通訳にも対応できる。未経験の業界・業種の通訳業務にも順応性がある。業務例として、マネージメントレベルの会議や、社内全体の会議に出るようなより重要なポジションでの業務など。ビジネス通訳者としての信頼度は高い。
2級 逐次通訳の基礎ができている。社内の事情や業界に慣れれば、ウィスパー通訳にも対応できる素養がある。業務例として、部署付き、プロジェクト付きや個人付きでの通訳など。ビジネス通訳者として適切なレベルにある。
3級 ビジネス通訳者としてビギナーレベルにあり、一般的な社内会議において、要点を掴んで逐次通訳を行うことができる。プロ養成目的の通訳訓練を受けることにより2級取得も可能。業務例として、逐次通訳を含むアシスタント、展示会や見本市での通訳サポートなど。
準3級 一般的な内容をおおまかに捉えて伝達することができる。第2言語の力、特に表現力を伸ばせば3級取得も可能。業務例として、コミュニケーションサポートを含むバイリンガルセクレタリー、アシスタント、英文事務など。
4級 第2言語の力、通訳スキルともに認定基準に達していない。まずは第2言語の力の増強が必要。
新TOBIS
A級 ビジネス通訳をする上で必要な知識・用語が身についており、日本語・英語の両言語において適切な表現で通訳ができる。ビジネスの現場で逐次・ウィスパー・同時通訳のいずれのモードでも柔軟に対応できる技術が身についている。
B級 ビジネス通訳をする上で必要な知識・用語が身についており、日本語・英語の両言語において適切な表現で逐次通訳をすることができる。ある程度のまとまった長さを精度を損なわずに通訳できる技術が身についている。
C級 一般的な社会知識/ビジネス知識と逐次通訳の初歩的スキルが身についている。継続して関わる会議の通訳において、短い区切りでの通訳、または要点を掴んだ逐次通訳を行うことができる。
D級 英語を使ったコミュニケーションのサポートができる。業務例として、商談会での会話の補助、外国人接客のサポート、ボランティア通訳など。
不合格 非母語の言語力や知識・理解力などの不足により、ビジネス通訳検定の認定基準に達していない。

2. 受験料の改定

近年の当センターのTOBISにおいては、昨今の諸費用(通訳機材費、資材費など)の高騰、受験者の方の増加に伴い、試験の評価に要する費用も増大しております。また、この度の試験概要改訂による費用も必要とされることから、受験料の改定を下記の通り実施することになりました。

逐次通訳試験 12,000円
同時通訳試験 15,000円
両方受験 25,000円

当センターでは、通訳業務に携わる方、通訳を学習中の方のスキルアップやスキル判定に貢献できますよう、活動を引き続き充実させてまいりたいと存じます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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